前作の「パディントン」を観て大好きになり、続編の公開を心待ちにしてたので、劇場へ鑑賞に行きました。前作も最高でしたが、今回も負けず劣らずで、とっても楽しめました。
前作はこちら: パディントン (字幕版) – ポール・キング
前作と同じく、パディントンが巻き起こす騒動と、楽しく心あたたまる物語が描かれています。特に刑務所に入れられてしまったパディントンと、一見おっかない囚人たちとのやり取りはとってもおかしく、最高でした。
前作もそうでしたが、物語の根底には英国らしく、よい意味での紳士であることの大切さが語られていると個人的には思っています。礼儀正しく優しく親切であること、思いやりを持ち信じることの大切さ、などが説かれています。今のネット時代に失われがちな大事なことだと思います。
もちろん家族そろって安心して観られる映画ですし、お子さんにはこの映画に触れていろいろと学んでほしいですね。観た後に幸せな気持ちになれる映画です。
余談
映画館の観客の一人が、何かトラブルがあったのか、上映がはじまってもまた上映後にも、警備員や店員さんに大声でクレームをつけていました。本当に何のためにこの映画を見に来て、何を学んだのか…。せっかく幸せな気分で観終わったのに後味が悪く、その観客から映画代を返してほしいと思いました。劇場にいた多くの人が同じように思ったはずです。猛省してほしいです。
あらすじ
以下、公式サイトからのあらすじです。
ロンドンのウィンザー・ガーデンで、ブラウン家の“家族”として、幸せに暮らすパディントン(声:ベン・ウィショー)。
誰に対しても礼儀正しく親切なパディントンは、たくさんの友達に囲まれていた。
もうすぐ、ペルーでひとりぼっちだったパディントンを育て、ロンドンへと送り出してくれたルーシーおばさんの100歳の誕生日。
完ぺきなプレゼントを探していたパディントンは、グルーバーさん(ジム・ブロードベント)のアンティークショップで、ワンダフル! な飛び出す絵本を見つける。
だが、世界にたった1冊しかないその絵本は、とても高価だ。
パディントンは、働いてお金を貯めようと決意する。