先日ブログにしたとおり、仮想通貨はライトコインとイーサリアムをのぞき、すべて処分してしまいました。
このうちライトコイン(LTC)ですが、使い勝手がよくないためビットコインに替えてしまいました。理由は以下です。
- アカウントのあるbitFlyerでは売却時の額が安すぎる
- 国内では取り扱いのある取引所が少なく、特に大手は販売所のみしかない
→このためだけにアカウントを開設するのは面倒だった - 仮想通貨全体の値上がり/値下がりと基本的に連動していて、あえてライトコインのみを保持する動機がなくなってきた
ライトコインを売却した理由
1つ目ですが、bitFlyerではライトコインは販売所しかなく取引所がありません。販売所では売買時の額のギャップが大きく、例えば現在のレートだと買いが約13,000円に対し、売りは約12,000円です。売り買いで8%以上の差があり、大きな違いがあります。
以前のように仮想通貨全体が値上がりしてるときはそれでも誤差に近いレベルだったかもしれませんが、今のような相場だとこの差は大きいです。
そこで販売所ではなく取引所のアカウントを開設しようと思いましたが、どちらかというと大手では販売所しかなく、取引所のアカウントを新しく作るしかありません。このためだけにアカウントを作るのも面倒だなと思ってしまいました。2018年5月現在、ライトコインの販売所と取引所は以下のとおりです。
- 販売所:bitFlyer, GMOコイン, coincheck
- 取引所:bitbank.cc, Bit Trade, BTCBOX
最後の理由はライトコインを持ち続ける動機がなくなってきたというところです。そもそもはライトコインの方が匿名性がビットコインより高いことから、今後伸びる可能性があるかもしれないと思って購入しました。ただ、少なくとも仮想通貨全体が伸び悩んでいる今の状態では、そのような可能性はあまりなさそうです。
なのであえて使いにくいライトコインを持つ理由は乏しく、ビットコインで持っていた方がよいと考えました。
HitBTCでライトコインをビットコインにトレード
どうせアカウント開設が必要なら、マイナーな国内取引所よりもメジャーな海外取引所の方がよいと思い、Binanceのアカウントをついに作ろうかと当初は思っていました。ただ、Bankeraのために開設していたHitBTCでもライトコイン売買ができたため、アカウント開設は結局不要でした。
チャートを確認してようやく気づきましたが、ライトコインとビットコインのトレードも、それなりに値動きがあるのですね。いつも円に対してしか意識してなかったため驚きでした。
トレードの結果ですが、1LTC=0.0172BTCで売買できました。
3月にはビットコインに対してかなり高騰し、1LTC=0.02BTCまでつけたこともあるようですし、ゴールデンウィーク中にはそこまででなくとももう少し上昇したようですが、現在0.016BTCまで落ちていることを考えると、まずまずのタイミングで売買できたのかなと思います。
海外取引所は何かと不安もあるので、トレードして得たビットコインは国内のアカウントに送金して保有しています。
今回のトレードでは売買手数料は数百円程度しかかかりませんが、海外取引所への送金の手数料で中途半端なコイン数になる(ex. 2LTC→1.9998LTC)、端数まではトレードできないため若干コインが残ってしまう(ex. 0.0098LTC)、ということでこの端数分の損が1,000円近くあったので手数料より大きかったです。まあそれでも大した金額ではなく、販売所などで取引するのとは雲泥の差ですが。
残ったビットコインとイーサリアム
昨年と同じように(と言っても当時は仮想通貨を持っていませんでしたが)、今年もゴールウィーク中は仮想通貨全体が値上がりしました。ビットコイン・イーサリアムの両方ともここ2〜3ヶ月の下落分を取り戻すほど急上昇しました。ここ数ヶ月続いた一方的な下落相場がウソのようでした。
まだ若干の損切りにはなりますが購入時とほぼ同じ価格になったため、売ろうか迷ったのですが保有し続けることにしました。理由は、ゴールデンウィーク直後に世界最大の仮想通貨カンファレンス「コンセンサス2018」が開催され、ここでも昨年は値段が上がったためです。
ただ、これは失敗だったかなと思います。またしてもゴールデンウィーク前と同じく一方的な下落相場が続いています。今日あたりから少し持ち直したようですが、ビットコインはこのところ80万円くらいがボックス相場になりやすい気がしていて、現状妥当と考えられている価格なのかなと思います。
もうあまり仮想通貨が値上がりするとは思っていないのですが、先日売却した分で残りの保有コインはわずかですので、勉強代として保有しておくことにします。やはり保有していない資産はあまり興味がわかず見向きもしなくなってしまうので。