先日、仮想通貨の値上がりでネム(XEM)の一部を売却したと記事にしました。
その後も上昇相場が維持されたため、さらに手持ちの仮想通貨の売却を進め、利益確定を行いました。利益といってもわずかなものですが。
まずはビットコイン、こちらは手持ちをすべて売却しました。
所持していた0.1BTCについて、9万4千円で購入したのを10万円で利益確定しました。6千円の利益です。
2月上旬に購入したものだったため、3ヶ月弱で6千円の利益。6%の利益ですから、年率換算だと24%のリターンとなり、株と比べればかなりよい数字と言えます。
また、ネム(NEM, XEM)も手持ちをすべて売却しました。
先日売却してさらに残っていた1,000XEMについて、39,500円で購入したのを42,600円で利益確定です。こちらは3,000円の利益です。
結局先日売却した分も含めると、総額10万8千円を投資して、こちらも6千円の利益を得たことになります。5%の利益となり、年率換算で30%のリターンです。
ともに株式よりかなりよいリターンとなりました。もっと大きな額を投資すれば利益も大きいですが、この辺が仮想通貨の限界でしょうか。リスクが大きすぎて、これ以上投資することは実際にはできなかったです。
保有中は価値がほぼ半減してしまった時期もあったため、これだけ怖い思いをしてこのリターンでは、大金を預けることはできません。
保有し続ければさらに上昇したのかもしれませんが、やはり上値は重いように思います。利益確定や損切りを行なって撤退したい投資家、さらに買い増して将来の上昇を期待する投資家、ボックス相場の中でこまめに売買して利益をあげたい投資家。相場を見ながら、それぞれの思いが拮抗しているように感じました。
以前のように高値を更新し続けているときとは、状況が違うんだろうと思います。もっと早く仮想通貨をはじめていればなあと、どうしても思ってしまいますね。
利益確定で戻った資金は、米国株を購入しようと考えています。このところ値を下げていたハイテク銘柄か、高配当の通信事業か、ちょっと迷っています。
仮想通貨を買い増すことは、今の余裕資金が少ない状況では考えていません。ただ、今回の値動きを見て、仮想通貨も株と同じで、リスクを取ることによって利益となることを体感しました。焦って損切りしなくてよかったです。なので、ビットコインが80万円台、ネムが30円台に再び下げたときには、購入を検討するかもしれません。
これで残る仮想通貨は、イーサリアムとライトコイン、そしてまだ上場はしていないバンクエラです。イーサリアムとライトコインは、自分が購入した額にまだ届かず、今売却しても2割ほど損が出てしまうため、保有し続けます。あまり状況は好転しないようにも感じていますが、少しは保有して仮想通貨市場に居続けたいという思いもあるので、ちょうどよいと思い込むようにしています。