先日ICOが完了した仮想通貨のBankera(バンクエラ)ですが、淡々とイーサリアム(ETH)による配当が毎週支払われています。
前回の3月11日の記事では0.00030356 ETHでしたが、その後3回の支払いを受け、0.00086247まで増えてます。まあ、投入金額も大きくないので、もらえる配当も少ないものですが。
支払いの詳細を見ていて気づきましたが、仮想通貨全体の下落傾向がここにも若干影響しているようです。この配当は、Bankeraが運営する仮想通貨取引所のSpectroCoinでの収益から支払われていますが、この収益が毎週若干減っています。仮想通貨自体を取引する人が少なくなっているのでしょう。
これに伴って自動的に、配当も少しずつ減ってきています。
直近3回分の、100万BKRあたりの支払額です。
- 28週目支払い:0.00447 ETH (2.24 EURO)
- 29週目支払い:0.00467 ETH (2.04 EURO)
- 30週目支払い:0.00519 ETH (1.88 EURO)
イーサリアムの価格自体がかなり下落してきているため、ユーロでの額は減っているのに、イーサでの受取額は増えるという逆転現象が起こっています。
配当はせいぜい年数%分の利益にしかなりませんし、あくまでおまけですが、イーサリアムが下落していくとその分価値も薄まっていきますね。
今年の第二四半期(4〜6月)に予定されているHitBTCへの上場ですが、特にまだ何もコメントはありません。代わりに、IBANコード(欧州内での国際送金口座番号)がSpectroCoinで使用できるようになったそうです。
日本にいて恩恵を受ける機会はほとんどないでしょうが、こうやってちゃんと事業を進めてくれていることは、ICO後の上場を待つ気持ちを落ち着かせてくれます。